銀魂という作品は一部だけ知っていてて、
今回描かれる最初の頃の話は知らないという程度の知識で、
観に行きました。


1.キャスト、演技
あんな豪華キャストが、あんなことや、
こんなことまでするなんて・・・です。
小栗旬の銀さんっぷりはかなりのものでした。
カッコいいカットがたくさんあって、
銀さん役が小栗旬でよかったねと思いました。
個人的には長澤まさみのお妙さんが最高でした。
美貌、演技すべて最高でした。MVPです。
あと佐藤二郎が面白すぎます。
銀魂とかは関係なく佐藤二郎だけ佐藤二郎でした。


2.コメディ演出
あの大きなスクリーンで、あの豪華キャストで、
こんなに予算も使って、
コントみたいなおバカなコメディをやります。
映画とは思えない、ドラマでもやらない、
コントでもここまでやらない、
そんなぶっ飛んだことをやってくれてます。
しかしこれは、銀魂でやっていたこと、
銀魂ならこうするだろうと思われることを、
ただただ再現しているに違いありません。
映像を再現するのに使っているものの豪華さと、
やっていることの馬鹿馬鹿しさのギャップがたまりませんでした。

あとどうしても感じてしまうコスプレ感、
実写化としてのしょっぱさも、
銀魂という世界なら許せてしまうのがずるいです。
むしろそれを逆手にとって面白くしてるまであります。
これはずるいです。


3.まとめ
キャラクターも、コメディも、アクションも、人間ドラマも、
銀魂という作品を真正面から作り上げている気迫、
原作への愛を感じる映画でした。
ここまでやると清々しいです。
豪華な食材を全部ごちゃ混ぜにしたカレーのような作品でした。
あとUVERworldの主題歌で作品の熱量とカッコよさが三割増しになってました。
UVERworldに感謝ですね。
おまけ
ちょっとネタバレを含んだ感想を書かせていただきます。


実写化が決定した当初僕はツイッターで
「原作で銀魂が実写化することをネタにしてるんだから、
 実写版もこの映画が実写化であることをネタにしなきゃ銀魂じゃないよね。
 もし実写化をネタにしたならこの実写化は成功だな。」
なんて呟いたんです。そしたらしてました。実写化をネタに!

反町隆史のPOISONを彷彿とさせるような小栗旬の歌で始まり、
そのMVには小栗旬の名前がたくさん流れてくる。
そしてカウントダウンTVのキャラをモチーフにした三人が登場。
「原作ファンは厳しい目で見てるけど、
 知らない人はとても優しいレビューをしてくれるから大丈夫」
みたいなことを自ら言いやがりました。
神楽役が1000年に1度のアイドルである橋本環奈であることもネタにされ、
あの話題になったポーズを神楽の格好で披露。
その瞬間「あ、マジでやったわ。すごいわ監督。この実写化成功だわ。」
って思いました。

その後もエリザベスが実写版だと着ぐるみ感半端ないし、
なんか怖いというネタもぶっ混まれてました。

実写化であることを自ら公言する映画は銀魂が初めてじゃないでしょうか。
こういうノリは、自分が作品のキャラクターであることを自覚してしゃべる、
デッドプールくらいしかやってなかったので、なおのこと驚きました。
映画の枠を超えて色んな演出でぶっ混んでくる作品が増えるといいですね。