SUWAblog

Since2006/3/10 映画の感想載せてます。

★★★

「過去を葬る」スター・ウォーズ/最後のジェダイ3

公開を無茶苦茶楽しみにしてました。


●過去を葬った新しいスター・ウォーズ

前作「フォースの覚醒」ではJJエイブラムス監督が、
見事にスター・ウォーズの世界観を復活させ、
新たな登場人物による新たな物語の布石まで用意させました。
ですが今作は、その前作で作り上げた丁寧な世界観、
こうなるであろうという展開の布石まで見事にぶち壊し、
新たなスター・ウォーズを描きました。

そもそもスター・ウォーズという作品はその人気の高さから、
いつしか神格化されていったように思えます。
特に4〜6のオリジナルが素晴らしい評価と人気。
後に1〜3も描かれましたが、評価が分かれるところもあり、
やはり4〜6は最高であるとさらに神格化されたように思えます。
そしてその神話に乗っ取ったのが「フォースの覚醒」だったわけです。
「フォースの覚醒」でもその神話の続きを残し、
次の作品へわざわざ繋げようとしたのです。
ですが今作「最後のジェダイ」は、その神話を拒否!
過去は葬り去り、新たな神話を作り上げようとしたのです!

ここまでは聞こえはいいのですが、
ぶっちゃけ前作で用意していた伏線や布石をぶっ壊しただけようにしか思えません。
ファンであればあるほど、この展開は許せるものではないのです。
明らかにここはこういう展開にさせるために謎で残しておいた部分なのに、
それをこんなことにしてしまうなんて。
ガッカリする人もいたでしょう。
自分もぶっちゃけ「渡されたバトンを受け取らずに走り去っただけ」だと思いました。


●「帝国の逆襲」へのオマージュ
だけどもちょっと待ってください。
前作「フォースの覚醒」が「新たなる希望」のオマージュなら、
今作「最後のジェダイ」は「帝国の逆襲」のオマージュなのでは。

よく考えればその通りなのです。
シリアスでダークで危機に満ちた世界観、
そして「私はお前の父親だ」の衝撃的事実は、
恐らく当時見た人は「こんなことになるとは思わなかった」と感じたでしょう。
それと同じ感覚がこの「最後のジェダイ」にはあると思います。
そういった意味では「スター・ウォーズを描く」
ということには成功していると思うのです。
実際「帝国の逆襲」が好きなファンは、今作も絶賛している人が多いようです。


●ますます重要になるエピソード9
「最後のジェダイ」はこれまでのスター・ウォーズをぶち壊した問題作です。
ある種のマンネリや普遍性をぶち壊し、
新たな可能性を示唆した物語となっていました。
マンネリ化するシリーズものに対して一石を投じる、
監督の挑戦と熱意を感じる作品でありました。
この作品の存在そのものと、作品の中身のメッセージ性がリンクしてて、
面白いなと思います。最初は「えぇ〜!?」と思いましたが、
見方を変えればとてもスター・ウォーズしている作品だと思います。

果たしてこのぶち壊れたスター・ウォーズを、
次回作でいかに完結されるのか!とても楽しみです!次の監督は大変だなぁ〜笑続きを読む

劇場版Fate/stay night [Heaven's Feel]を観たいと思ってる人へ3

最初この映画が始まった時、
「最近Fateってのが流行ってるぽいから観に行ってみようかな」
って思いました。しかし今作のレビューを見てみると、
テレビアニメを見ていないと話についてこれないという意見が、
かなりありました。

今回はFate/stay nightというシリーズをにわか知識で紹介しながら
感想を書きたいと思っています。
全く知らない人の手助けになればと思います。
間違ってたらコメントで突っ込んでください。



1.Fate/stay nightに関して
Fate/stay nightは原作がゲームです。そして条件を満たすと、
今までとは違う別の展開の物語を進められるようになります。
物語の初めは一緒でも、ゲームの進め方によって物語の展開が分かれ、
違った結末を辿ることになります。
何度もプレイして条件を探しださなければ、辿り着けない物語もあるようです。
ゲームには主に「Fate」「Unlimited Blade Works」「Heven's Feel」
の物語があり、今回映像化されたのは3つ目「Heven's Feel」です。


この作品は何かの続編というわけではありません。
最初から物語は始まります。ですが詳しい用語や解説は省いてあります。
それは前作テレビアニメの「Fate」や
「Unlimited Blade Works」と重複する部分があるからです。
前の物語をクリアしていなければ次の新しい物語にはたどり着けないように、
この「Heven's Feel」もまた、前の物語「Fate」や
「Unlimited Blade Works」を見ないと楽しめないものとなっているのです。

そもそも1つの話を見ただけでは、
Fate/stay nightという世界観全てを把握することはできません。
「これはどういうことなんだろう」という疑問が生まれ、
その疑問は別の物語を見ることで判明するという作りになっているのです。
今回の「Heven's Feel」でも、
前作では描かれなかった真実が明らかになるということが見所でもあります。

ちなみに僕はテレビアニメ「Unlimited Blade Works」を見てから今作を観ました。
先ほど書いた通り多少理解が難しかったり疑問点は残りますが、
初めて観る人でも楽しめる作品作りになっているので、初めての人にはお薦めです。



2.劇場版としての見所
こっからが感想です。まずは映像美やアクションシーン。
とても細やかで美しい背景にはうっとりです。
前作UBWの時もそうですが、
時には実写を超えるような映像美は凄いですね。
アクションシーンでは縦横無尽にキャラクターが動き回り、
音響と大画面もあって大迫力のシーンとなっています。
見るなら是非劇場で。
そして劇場版でしかできなかった表現が、数々上げられています。
テレビアニメでは遠慮してできなかった表現を、
今作は遠慮なく描かれていてよりディープとなっています。
物語としての見所もありますが、
スケール感や世界観までより深く楽しめる作品になっていました。
色んなことが盛りだくさんでついていくのが少し大変でしたが、
とにかく早く続きが観たいです。続きを読む

「エイプは強い」猿の惑星:聖戦記3

シリーズ最終章。だよね確か。


ずばり「猿の惑星に続く物語」として観ると結構期待外れで、
「シーザーを主人公にした物語の最終章」としてみると、
満足して観れるものだと思います。

「そして猿の惑星になる」というキャッチコピーから、
「どんなふうにして猿の惑星になるのだろう」と
思って観てたら、そこを重視してるわけではなかったので、
変な期待を持ってガッタリした感じです。

物語としては「猿とは」「人間とは」「戦争とは」「平和とは」
みたいなテーマの総括で、考えさせられる場面がかなりありました。
大事なことは何なのかを、考えさせ諭される映画であったと思います。
ただ「猿の惑星シリーズ」自体としての物語的見所は、
そんなになかったように思えます。
数あるエピソードの1つみたいな感覚でした。

ということで物語的な過度な期待をせず、
シーザーと共に物語の世界へどっぷりハマって観ることをお薦めします。

「衝撃に備えろ」亜人3

平日なのに劇場の人は多かったように見せました。
おばさんも結構いて驚きました。


1.キャスト
主演、佐藤健、綾野剛。
二人の身体能力がなければできなかった、
驚異的なアクションの数々でした。
特に綾野剛のキャラが強烈です。
ヒール役をやらせればピカイチですね。
しゃべり方が堤真一みたいで面白かったです笑。


2.アクション、CG
るろうに剣心のアクションスタッフが結集したということで、
凄まじいアクションの連続でした。
キレッキレのガンアクションが凄いのもそうですが、
亜人の設定を生かした独特の戦い方が面白い。
不死身を相手にどうやって戦うのか、
考えられたリアルな戦い方に惹きつけられました。

また亜人を表すCGも良い。
激しい実写のアクションシーンの中にキャラクターが溶け込み、
演者とぶつかり合いながら戦っているのです。
CGのみのシーンはカメラワークが自由に動きながら行われ、
それが実写シーンと境目のわからないくらいに繋がっています。
スタッフの技術の賜物です。


3.物語、人間ドラマ
逆にアクションだけの映画になってしまったと個人的には思いました。
深い人間ドラマをもたらすテーマを持った話なだけに、
心理描写や訴えかけるシーンが少なかったように感じました。
別にアクションだけ楽しめればいいじゃんってなら問題ないのですが、
折角のいい話なのにもったいない気がしました。
あと色々と突っ込みどころがあるところですが、
気にしちゃいけないところです。


4.まとめ
激しくも衝撃的で新しいアクション大作でした。
アクションが見たい人はかなりオススメ。
アクションだけでなくもっと物語的に楽しみたい人は、
そんなにオススメできない感じです。
あと綾野剛のヒールっぷりは最高でした。

「決して諦めるな」ダンケルク3

クリストファー・ノーラン監督ということで、
期待して観に行きました。
観に来ているのがおじ様おば様が多くて驚きました。


1.映像
主人公たちの目線で描かれており、
姿かたちも現さない突然現れる敵に襲撃されながらも、
生き延びるというのが映画の全般です。
その映し出されない敵に怯え、
襲撃に耐えるというのがとても臨場感があります。
空撮での突き抜けるような映像回し、
海の上でのリアルな艦隊と襲撃シーン。
何よりどこからがCGで実写かわからない映像で、
「え?何これ全部本物!?」っと思うほどでした。
兵隊の数や船、海上でのシーンはホントお金かかってます。


2.物語・演出
細かいセリフはほとんどなし。
ただ主人公たちが行動していく様が描かれています。
逆を言えば説明も何もなく次々と展開していくので、
「え?何々?」と取り残されてしまう感はあります。
それもリアリティというのでしょうかね。
それと不安と緊張を煽る演出がこれでもかと盛り込まれ、
これにハマるとずーっとドキドキするということになります。
ただちょっと引いて見てしまうと、
騒がしいシーンの連続でクドいと感じます。
そうなるかどうかはホント観る人次第だと思いました。
あと音楽による盛り上げ方が強かったです。


3.まとめ
非常に臨場感と緊迫感の出ている映画なのですが、
それだけの映画とも言えちゃうので観る人を選びそうです。
この映画を通じでメッセージ性的なものを感じるところはありますが、
物語とかドラマを求めている人の期待には沿えそうにないかも。
僕はもう途中から引いて見てしまって
「クドいな。」なんて思ってました。
ドキドキするのが好きな人にはお薦めです。
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